日本会社で働いたことがある方は、「報連相」という言葉を聞いたことがあるはずだと思います。「報連相」は、非常に人気のある日本のチームワークのルールです。では、報連相は何でしょうか?一緒に学習しましょう。
目次:
1. 報連相とは?
2. 報連相の目的
3. 報連相を正しく行うポイント
4. まとめ
1. 報連相とは?
報連相とは「報告」、「連絡」、「相談」の頭文字をとったものです。
報告:
仕事の進捗・結果・問題などを上司・先輩に伝えること。
連絡:
仕事の情報や予定を関係者・先輩に知らせること。
相談:
問題解決や意見交換のため、他人の意見・アドバイスを聞いたり、話し合ったりすること。
2. 報連相の目的
報連相がないとどうなるか?
報連相がなければ、チーム内、部署内でのコミュニケーションが滞り、認識のずれが生じてしまいます。具体的に、報連相をしないと以下のような状況に陥ってしまう可能性があります。
・上司やマネージャーは部下の仕事の進捗状況が把握できない。
・トラブルやミスが起きても、その原因がわからず解決策が立てられない。
・チームのコラボレーション力、連携力が弱まる
それで、報連相の目的は、大きく分けて以下の3 つがあります。
①業務の効率化
②トラブル、ミスの回避
③問題の早期解決
3. 報連相を正しく行うポイント
ァ)報告
・報告のタイミング:プロジェクトによって規則がありますが、上司が状況を把握できるように、毎日仕事の進捗状況は積極的に報告する必要です。
・報告内容は簡潔に、しかし完全かつ正確に報告する必要です。
例えば、Dailyレポートは下記の内容があります。
・実際:本日で実行したタスク(進捗、結果)
・予定:明日のタスク
・コメント:何か問題あるか?アドバイスや意見などがあるか?
イ)連絡
・情報は簡潔で、迅速で、タイムリーであり、虚偽であってはなりません。
・受信人は情報を確認して返信する必要です。
ウ)相談
・問題説明書を準備する必要です。
・影響範囲を明確する必要です。
・自分の解決方法を説明します。
・どの点について意見やアドバイスをいただきたいか提供します。
・5W2H方法を利用します。
4. まとめ
如何でしたでしょうか?
報連相の目的や意味をお伝えしましたがまめな報告・連絡・相談は信頼のアップにもつながります。逆に、正しく行わないと信頼を失ってしまいます。
ぜひ、信頼を得られるような報告・連絡・相談を意識していただけたらと思います。
~以上~